こんにちは、悪の秘密結社人間スタッフの藤井です。
この記事を書いておりましたら、ちょうどドゲンジャーズ6期のオールアップを迎えました。
今期も多数の差し入れをいただき、厚く御礼申し上げます。
さて、今回は「だいたい毎年真冬に行われている番組撮影で、制作スタッフがどのような服装で乗り切ってきたのか」、その裏側を少し紹介したいと思います。
あくまでも筆者個人の服装や対策となりますので、関わるスタッフにより違いもあることをご了承ください。

上半身
温かい肌着
冬の撮影現場では温かい肌着は必須ですね!
たいへん寒い日であれば、極厚手のものを着用することがあります。
私はいつもヒートテックを着ているのですが、汗冷えが厳しいため、本来は吸湿速乾性に優れている登山メーカーの肌着が欲しいところです。

裏起毛のコンプレッションウェア
特に寒い日はアンダーアーマーのものを愛用しています。某アウトレットモールで購入しました。
薄手なのに動きやすく、締め付けもしすぎない。
これを着ていると敢えて何とは言いませんが「今から着る人?」という話のネタにもなってくれます。

指先が出ている手袋
強風で手がかじかむ時、アクションクルーの補助をする際は、指先を出せる手袋があるに越したことはありません。
指先が切れているものではなく「スライドして指先が出せるようにできる」手袋が、かつてミドリ安全というメーカーより販売されており、そちらを長年愛用しています。なぜ販売停止しちゃったんでしょうか……。
モンベルのウール製ネックゲイター
薄い!軽い!首回りを邪魔しない!なのにとっても温かい!
かと言って、屋内で着けたままにしていても暑くならない!
今これを書いている屋内でさえ、着けたままにしています。

足回り
コンプレッションタイツ
基本的にずっと立ちっぱなしになる現場。脚のむくみや疲れの低減のためにも欠かせない存在です。
私は某キャナル内の某スポーツ用品店で売られている、プライベートブランドの物を使用しています。日によっては、裏起毛の物を選ぶこともあります。

クライミングパンツ
クライミングパンツがちょうど良いフィット感、かつ伸縮性に優れているので、どのメーカーの物であっても重宝します。
私はワークマンの裏起毛になっているものを愛用しています。愛用しすぎて3本持っていますし、なんなら冬用のボトムスはこれしか持ってません(あくまでも筆者個人の話です)。
アーチサポート靴下
こちらも立ちっぱなし対策。こちらも日によって、登山用の温かいものを履いたりもします。
更に寒くなりそうな日は、靴下用の貼るカイロを持参することもあります。足先の冷えは大敵です。

服装選びで気にしていること
最高気温──それ以上に風速
風速1m/秒ごとに体感温度が1℃下がるといわれています。
最高気温が10℃あったとしても、風が5m/秒あれば体感気温は5℃。となると、強風の日は当然体感は氷点下となることだってあります。
当日の朝に時間ごとの天気予報を確認し、それを基準に服装を選んでいます。
登山用品メーカーは最強だ
「動きやすさ」という点では、アウトドアメーカーに勝るものはないと個人的には思っております。
それは勿論、その中でも登山用品を売りにしているメーカーのアパレルは、汗冷え対策も完璧です。
登山用品メーカー最強!最強!!!
ワークマン伝説
現場なんて汚れるのは当たり前!なんならたまに破れる!
安価でガシガシ使えるワークマンは、やはり現場で働くすべての人達の味方なのです。
おわりに
一個人の番組制作スタッフではございますが、現場でいつも着ている服装をざっくりとご紹介してまいりました。いかがでしたでしょうか?
推し活で現場へ赴かれる皆様はもちろん、これから現場に出られる新人同業他社の皆様にもご参考となれば幸いでございます。
余談ですが、この記事を書いていた前日までの3日間は、まるで夏のような暑さでしたので、暑い時期の服装についてもいずれ書ければと考えております。
今後とも、ますますのお引き立てを賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
